VOL.1 MC正社員

 

今回のSPインタビューは

記念すべき初回ゲストにMC正社員さんを迎えました。

<SPインタビュー リンク>

VOL.7 MC正社員(2014/11/18)

VOL.6 晋平太 (2012/11/21)

VOL.5 G.O (2012/6/17)

VOL.4 チプルソ (2011/12/13)

VOL.3 NAIKA MC (2012/01/28)

VOL.2 晋平太 (2011/12/13)

VOL.1 MC 正社員 (2011/12/08)

 


初回のゲストは「MC正社員」さんです!!(写真:左。右はMETEORさん)

 

Fruit Ponchi・戦極(旧戦慄)MC BATTLE等のHIPHOPイベントを手掛けるMC正社員さんに今回はインタビューさせていただきました。
MC正社員さんが手掛けているイベントについてはもちろん、現在のMCバトルシーンに関することまで、いろいろな話を聞くことができました。必見です!

さっそくですが、インタビュースタートです。

 

 

フリスタ.com×MC正社員 SPインタビュー

 

取材日 2011/11/27

インタビュー:フリスタ.com

 

――ではまず、MC正社員さんの経歴からよろしくお願いします。
Fruit PonchiというイベントをMETEORさんと一緒にやっています。
それと浦和で戦慄MC BATTLE2012年から戦極MC BATTLE)も手掛けています。
MC BATTLEの運営に関わってからは約3年くらいですね。
昼間は印刷会社の営業をやっていて、休みの日とかにいろいろクラブイベントをやらせてもらっています。あと新潟出身のB型です(笑)」

 

 

――なるほど。MCバトルにハマったきっかけって何だったんでしょうか?
「元々日本語ラップがすごい好きで、般若とかKREVAとか聴いていたんですけど、その時はまだMCバトルっていうのもあるんだなっていう認識程度でした。
ですけど、2007年の大晦日に鉄則というイベントがCLUBCITTAであって、
そこで年越しの瞬間に“PUNPEE vs 回鍋肉”のエキシビジョンMCバトルをやっていたんですよ。

ステージ上のその2人のバトルを見たときに、見た目のギャップとレベルにかなりやられましたね。単純に驚いて…。これは凄い時代が来たなと思いましたね。」

 

 

――時代が来たと。
「はい。それでそっから1カ月くらい後に偶然、池袋でサイファーしている集団がいて…

『こいつらすげーな』とか思いながら見てたらバトルが始まって。MC花っていう池袋サイファーの主催者の方に『そこのスーツを着ている人もバトルやりましょ』って誘われたんですよ。そんでノリで混じっちゃって…『じゃあ僕MC正社員っていう名前でやります』って(笑)

そこでラップしたのがMC正社員誕生の瞬間ですね(笑)」

 

 

――もともとはラップしていたんですね。
「そうなんですよ。最初はラップしてたんですよ。本当そこらじゅうでフリースタイルしてました。戦慄をいっしょにやってるアスベストとか八文字さんもサイファーで出会ったんですよね。ちなみにUMBも2回出ててるんですけど、2008年は新潟予選でたんぼ君に負けて、2009年は埼玉予選で焚巻君に負けて…。それで、俺はラップじゃないなと(笑)」

 


――それで今の立場になられたんですか?(笑)
「負けた事でラップ辞めようと思ったわけではないですけどね(笑)
ただ、あんまり自分達の周りにイベントをやる人がいなかったんですよね。
自分ならまぁ社会人だし経済的な余裕もあるし。それでやっていくうちに
だんだんイベントをやること自体が楽しくなってきたんですよね。」

 

 

 

――戦慄MC BATTLE(以下:戦慄)について聞いてもいいですか?戦慄は元々どんなイベントだったんですか。そしていつからMC正社員さんは戦慄に関わるようになったのでしょうか。
「戦慄は実は僕の上にもう一人いてDJ会長という方が戦慄のオーガナイザーなんですよ。
もともとはその人が一人でやってて最初の頃は浦和BASEよりも全然小さなハコでやっていて…。一回目は16人とかでMCバトルをやってたみたいです。
僕はVOL.3からバトルに出ていて、それでもエントリーは20人とか30人くらいでしたね。
途中から会場が浦和BASEに移ったんですけど、なかなか思うようにエントリーや集客が集まらなかったみたいで・・。毎回エントリーが16人くらいのバトルになっていたんですよ。
そんでそのことをスタッフをやってたアスベストに相談されて、『それだったら俺も手伝うよ』って。VOL.9から手伝いました。」

 

――では第9回大会からMC正社員さんは戦慄に関わるようになったんですね。
「そうです。VOL.9からは僕が方向性を決めて運営していました。
第8回大会までの反省で司会を変えようっていう話も出ていて、僕等の周りでB-BOYの兄貴的存在の八文字さんに司会をお願いしました。
他にも宣伝の仕方を変えたり、バトルの動画を定期的にYOUTUBEにアップしたり、ゲストにも身内からではなく県外から強いバトルMCを呼ぶようにしたんです。
エントリーMC64人とか集まるようになったのはそれからですね。」

 

――おお。エントリーが一気に増えたんですね。
「そうですね。結果、大会としては、質は上がったと思います。けどもちろんそれまでの戦慄(VOL.8以前)にもいい部分はたくさんあったんですよ。例えば、よりサイファーに近い雰囲気があったのはよかったと思います。今よりさらに敷居が低かったと思うし。
あと第3回大会でネゴ君ってラッパーが優勝した時が印象に残っています。そのネゴくんっていうのはメガネで身長も160cmくらいしかなくて、のび太くんみたいな見た目なMCなんですけど、優勝して泣きながら『こんな勉強も駄目で、運動もダメで、何をやっても駄目な俺が、ラップを始めていろんな人に認められて嬉しいです!』って言ったのが凄く印象的でしたね。その後も、負けたイカツイb-boyとかに『おまえ凄いよ』とか言われててMC BATTLEの成上がりみたいな部分を僕に教えてくれた大会でした。(※ちなみにネゴさん、MC正社員さんが連絡取れないと本当に心配しています。これを見ていたら是非連絡ください)」

 

 

――貴重なお話ありがとうございます。MC正社員が関わるようになって、戦慄がうまくいった要因は何だったと考えていますか?
「戦慄では定期的にバトルの映像をYOUTUBEにアップしていたんですけど、今までそのようなMCバトルイベントがなかったのは大きかったですね。
それと“毎回ボスキャラを作って、それを倒す”っていう設定にしたのが良かったかなと思いますね。例えばVOL.9ではゲストにKMCや回鍋肉さんを呼んで、VOL.10ではPONYさん、VOL.11ではドタマさんを呼んだりして。毎回ゲストを呼んで、参加するMC達が『あいつを倒して有名になってやるぜ』っていう舞台を作れたのはよかったかなと思います。」

――そこは狙ってやっていたんですか?
「狙ってやった部分はありますね。他のMCバトルを見ていて、もっとこうしたらいいんじゃないのかなってずっと自分の中で考えていたんですよ。それはずっと思ってました。」

 

 

 

――それが成功したんですね。
「そこはいい感じになりましたね。丁度、運営が切り替わった時期に今やスーパースターのRAUDEFも出てくれたし、ドルネコマンションのユウジンさんが出てくれたのもよかったです。
…ちょっと話変わりますけど“戦慄で結果出した後にUMBで優勝する”っていうパターンが結構多いんですよ。ヒストリックはVOL.9でベスト4まで行って、次の週の千葉予選で優勝していますし、あとKTSROVOL.11で決勝で負けて準優勝でしたけど、その翌月の宇都宮予選でドタマさんにリベンジして優勝しているんですよ。」

 

晋平太 NewAlbum"REVENGE"
晋平太 NewAlbum"REVENGE"

――晋平太さんもですよね。

「晋平さんに関しては…、やっぱ本当にすごい人だなって思いますよね。

まず5月の時点でゲストで呼んだ時にハハノシキュウにベスト8で負けたんですよ。

でもその後単身でエントリーしてきて9月に出て、その時も熱戦を繰り広げたんですが延長の末エイジさんに負けて…。それでも翌月エントリーして3度目の正直で優勝をもぎ取って帰ったっていうのは、本当にすごいですよ。晋平さんはB-BOY PARKのチャンプじゃないですか。

B-BOY PARKのチャンプが地方の埼玉のMCバトルにわざわざ来て、何回も挑戦して、

それで優勝して、その後UMBでも優勝したっていうのは…。ドラマですよね。」

 

――本当にすごいですね。
「そうですね。僕は晋平さんがMCバトル復活した2010年の頭からずっと見ているんですけど、確実に調子を戻しましたからね。前よりさらにうまくなってると思います。
最初の頃はやっぱり晋平さんも久々でちょっと調子でてなかったと思うんですけど…。

去年一年はそうやって自分で動いて戦慄をうまく利用してUMBを優勝した所もありますよね。この前のUMB東京予選もすごくうまかったし、僕はリベンジも優勝候補の一人だと思ってますよ。」

 

 

――リベンジ優勝も十分アリますよね。戦慄関連でもう少し聞かせてもらいますね。少し話は変わりますが、MC正社員さんが選ぶ戦慄ベストバウトって何ですか。
「これよく聞かれるんですけど、ベストバウトは本当にいっぱいあるんで・・ただ自分が一つ答えるならVOL.13の“CL vs Stray Dog”です。
これは、毎回聞かれたら勧めていて(笑)この動画は観てない人も多いと思うんで。
少し説明するとCL君は坊主頭の兄ちゃんで、若干頼りなさそうなMCなんですよ。

対するStray Dogさんっていうのはめっちゃいかつい人なんですよね。
その日の戦慄は母の日にやっていたんですけど、
CLは『俺には母ちゃんはいねえんだよ』みたいなラップをして、
それに対してStray Dog氏は自分の家庭環境を話すんですよ。それがまた凄いサグで…。
もうその二人って、言ってしまえば本来絶対に知り合うこともないような二人じゃないですか。日常生活では絶対会うこともない二人が同じテーマで思いっきり喧嘩していたのがかなり印象に残ってますね。」

 

 

 

――なるほど。そういった所も見ているんですね。
「僕は人間性の出るバトルが好きなんですよ。
みんな知ってる所では“POCKY vs TKda黒ぶち”もかなり印象に残ってますね。あの時は前の試合の“裸武 vs POCKY”からの流れも熱かったし。あとは
晋平太 vs Emily janeとか。スキルフルなとこではたまちゃん vs スークン”“黄猿 vs QNとかいろいろありますね。」

 

 

 

――戦慄に出ていた中で注目してほしいMCはいますか?
「よく出てくれてる中ではTKda黒ぶち、黒真珠、黄猿、e.K.y、たまちゃん、裸武、SHUNACEとかいっぱいいるんですけど・・
特にって言われると難しいですよね。常連組ではやっぱり黄猿とe.K.yかな。

二人とも確実に成長してやってくるんで。凄いストイックなMCだと思うんですよね。初期の動画と現在の動画とか見ると成長の度合いがわかりますよ(笑

あと早くみんなの音源聞きたいですよね。特にTK君とかたまちゃん、裸武君あたりは早く音源が聞きたいかな。

・・あとおもしろい試合してくるという所ではやっぱり蝦夷かな(笑

蝦夷は誰が相手でも噛みつくんで(笑)絶対に仕掛けるから、バトルを面白くしてくれるんですよ。大物とか当たった時に蝦夷ほど試合を面白くしてくれる奴はいないですよ。成長して顔つきも昔より良くなりましたしね。段々イケメンになってきた(笑)
他にも成長を感じるという意味では菊丸とかHENANもそうですね。最初の頃と比べたらむちゃくちゃうまくなったし。他大会でもちょくちょく優勝するようになりましたからね。」

 

――流石に多いですね。

「やっぱり長く続けてる分タレントも増えましたよね。あと個人的には是非皆さんに見てほしいのはノンアルコールとStray Dogの二人ですね。
最近、この二人が出ないんで寂しいなって思ってます(笑)

ノンアルコールはもうとにかくおもしろいですよね。ありえない韻とか最後の無茶苦茶な着地は是非必見なので、皆様youtudeで彼が輝いてる姿を是非探してほしいです。僕のお勧めはマサキオンザマイク vs ノンアルコールです。Stray Dogさん は戦慄には珍しいハードコア系で、すごいラップもかっこいいし。また遊びに来てもらいたいです。」

 

 

――そんな戦慄MC BATTLEは前回のVOL.20を最後に戦極MC BATTLEに形を変えるんですよね。変わった理由ってあるんですか?
「本当は戦慄をずっと続けるのがいいなと思ったんですけど、DJ会長と僕の間でかなり温度差が出てきたというか…。戦慄はほとんど僕が決めていて、DJ会長は形だけの主催者みたいになってしまっていたんですよ。そこでいろいろ話し合った結果、僕個人でイベントやった方がいいかなという事になりました。でも戦慄に関してはDJ会長が始めたイベントなんで本当にすごい感謝しています。」

 

 

――そこで始まるのが戦極MC BATTLEですね。
「戦慄の≪戦(いくさ)≫っていう一文字だけ貰って、戦慄よりも究極のMCバトルイベントを目指すということで戦極MC BATTLEというイベント名にしました。」

 

 

――今後どんなMCバトルイベントにしたいですか
「戦慄よりもさらに外に出るイベントにしたいです。戦慄に来るお客さんってラッパーの人とか関係者がすごい多かったけど、戦極はもっと外に向かったイベントというか、それこそ一般のお客さんを呼べるイベントにしたいですね。だからゲストにも一般の人も取り込めるゲストも考えていますし、戦慄をやってきた中で『ここはどうかな』って思った部分がいっぱいあったので、そういうのは直していきたいですね。」

 

 

――なるほど。ちなみに戦極MC BATTLE1回目のエントリーMCは既に結構発表されてきていますが、凄いメンバーですよね。
「そうですね。今回は、”戦慄の集大成と戦極の始まり”がテーマですよね。

戦慄のチャンピオンシップはずっとやりたいことだったので。でも僕がやるなら「戦慄の優勝経験者vs予選組」という図式にしたかったんです。やっぱり戦慄の成り上がりの部分は残したかったし。今回は予選枠の中から上位12名が選ばれて、本選にいけるシステムで、ルールも少し変わって勝ち上がれば勝ち上がる程小節数が増えるルールです。

これはより優れたバトルが多数見れるんで楽しみですよ。今まで戦慄を動画でしか見たこと無い人も是非遊びに来てください!もちろんエントリーも募集中です!」

 

 

――私も122日が楽しみです(笑)HPでも沢山取り上げていきたいと思っています。次に話は変わりますが、MC正社員さんが手掛けるもうひとつのイベント、Fruit Ponchiをはじめたっきかけを聞いてもいいですか?
「はい。まだ僕がラップしているときの話になるんですけど、KANICUPっていうMCバトルイベントがあったんですよ。そこでMETEORさんと初めて会ったんですけど、自分もエントリーしててメテオさんと戦う事になったんですよね。

で、その時に僕がMETEORさんに無茶苦茶な事を言ってしまい、その場の空気を物凄く悪くしちゃったんですよ(笑)僕も『これはやばいな~』って思ってバトルの後に謝ったら、『全然大丈夫だよ』って言ってくれて。しばらく経ってからMETEORさんから『あの時はすいませんでしたね』って電話があって、僕も謝りたかったので、『お詫びに今度飲みにいきませんか』って言って一席設ける事になったんですよね。当時は結構自分がやるイベントとかスタンスに周りのB-BOYと温度差を感じている時期で・・。なんか周りのラッパーやMCに対してみんな真面目すぎるだろって思っていて。それに対してMETEORさんは話していて本当に凄く柔軟な考えで面白い人だなぁと思いましたね。
そこで僕がMETEORさんに『イベントやってくれませんか』って話したらメテオさんが『やりましょう』って即答したんですよ()」 

 

――即答だったんですね()
「凄いと思うんですよね、それって。僕なんかあんまりわかってないのに急に『やりましょう』って言ったら『はい、やりましょう』って感じでしたから。

それで”若者の育成と日本語ラップに光とわかりやすさを”ってテーマで始まったのがFruit Ponchiです。」

 

――Fruit Ponchの中身ってどうやって決めたんですか?
「女性口説きMCバトルはずっとやりたいと思っていたんですよ。ひとつはMCバトルの現場に女性が少なすぎるっていうのもあったし、あと一般の人にMCバトルわかりやすく説明する方法はないかな~っていう想いもありまして。あとラップで彼女ができたら本当に面白いし、そういうのも変えるために始めたっていうのもあります。正直。本当にFruit Ponchに出てみんなモテるようになりましたからね。中には彼女ができた人もいますし。けど、実際に女性口説きMC BATTLEをやろうってなった時にはいろんな若いMCの方にすごい怒られたり怪訝な顔をされましたね。特に若いMC達に()

 

 

――最初はそうでしょうね(笑)

「それでも口説きMC BATTLEをアリな雰囲気にできたのは、METEORさんのラップが大きかったですね。第一回女性口説きMC BATTLEの動画をYOUTUBEにアップして、それを見て『METEORやばくね』って。鎮座さんやゾーン君もそれ見てかなり早い段階で『おもしろいね』って言ってくれてたし。だからMETEORさんは本当にすごいMCだと思うんですよ。失礼な言い方ですけどめちゃくちゃ過小評価されていると思います。」

 

 

 

――女性口説きMC BATTLE に関してはMETEORさんの存在や周りの賛同者の影響が大きかったんですね。他にもいろんな企画MCバトルがありますが、それもMC正社員さんが考えているんですか?
「そうですね、ほぼ僕が考えやっています。ちなみ来年はジョジョの奇妙な冒険MCバトルをたぶんやります。あとバレンタインに復活の「女王様と豚野郎MCバトル」。前やった時はあれはあれはむちゃくちゃ面白かったですよね ()ノロイさんとかあれで人気出ましたし。あと1210日の女性口説きMC BATTLE出演者はKEN THE 390、アスベスト、SHUNMETEOR、サイプレス上野、DOTAMASKY-HIGOCCI(敬称略)の8人でやります。豪華すぎて怖いんですけど…。
本当に女性口説きMC BATTLEDOMMUNEと周りの人の助けが大きかったですよ。出演してくれている皆様には毎回ありがたく思っています。みなさんありがとうございます。」

 

 

 

――では最後に戦極・Fruit Ponchiに関わらずの話になるんですけど、いま注目したいバトルMCっていますか?
「注目したいバトルMC…。「来年かますんじゃないかな」って思っているのは、SKY-HIですね。
彼は何年も前からMCバトルにも出ていて、それこそ誰も知らないような小箱のMCバトルにも普通にエントリーして出ていますからね。何回かSKY-HIのバトル観ていますけど勝敗は負けてるけど『今のSKY-HIの勝ちだろ』っていう試合がいっぱいあるんですよ。彼の本職のAAAの部分を相手に突かれて、負けたりしてて。お客さんの心を掴んだ方が勝ちだからしょうがないんですけど、彼の場合は後で観ると特にそう思ってしまうバトルが多いですよね。みんな昼間は普通に仕事してるのに「俺はお前と違う」とか言うのはおかしいと思うんですけどね(笑)」

 

――わかります。ありますよね、そういうのは。けど来年以降かますんじゃないかって感じているのは何か理由があるんですか?
「昔は、シーン的な有名人じゃなかったけど、今年の動きとか見ていて、日本語ラップシーンの中での人気も凄く上がってきていると思います。シーン的なプロップスも上がってきてるし。だから今こそSKY-HIが出て、来年とかかなり良い所まで行くんじゃないかな、って思っています。自力もあるし、純粋にラップがカッコいいのも期待できますよね。」

 

YOUTUBE等、SKY-HIの今年の動きはシーン的にも大きな注目を浴びたはず。
YOUTUBE等、SKY-HIの今年の動きはシーン的にも大きな注目を浴びたはず。

 

 

 

――なるほど。他には誰かいますか?

「いっぱいいるんですけど、ずっと出てるリリースアーティストの人はやっぱり凄いと思いますよ。エムラスタさんとかダースさんとか。いつか戦極にも出てもらいたいですね。」

 

 

――現在のMCバトルシーンに思うことは何ですか?
「うーん…自分なんかが語っていいのかと思うんですが、シーン的にはどんどん成熟しているんだけど少し飽和状態になってる気もします。

バトルに参加してる人数自体は減っていないと思うし、上手い若手の子とかはどんどん増えてるとは思うんですけど。なかなか音源に直結するような作品が出せなかったり音源自体を作ったりしてる子が少なかったりしてて。結果、MCBATTLE出身のスターが生まれにくくて、バトルの良さを外に持っていける人が少ないんですよね。だからこそ僕はバトルに出てるMC達をバックアップしていきたいですね。

ちょうど、今がMCバトルシーンのターニングポイントだと思うんです。僕は今こそ改革の時期かなって思っています。」

 

 

――なるほど。ターニングポイントですか。
「今、必要なのは…例えば僕らがやってる草MCBATTLEくらいのレベルで言えばの話ですけど。主催側のシステムの改良とかですよね。有名な人が出てメリットがあるシステムにしていった方がいいと思います。

今は有名な人が出づらいし…。だからこそ出ている人はすごいなって思いますけど、本当はリリースアーティストがバンバン出てくれたら凄く盛り上がると思うんでよね。だから戦極やフルポンではリリースアーティスが出やすい環境を作っていきたいですね。あとは単純にもっと大きなMCBATTLEが増えた方がいいですよね~。ライブラさんのUMBや大阪のエンタくらいしっかりしているイベントがあと2~3増えたらもっと状況も変わるような気がします。だから僕も来年はどんどんイベントを打って盛り上げたいですよね。」

 

 

――MC正社員さんには今後も本当に期待しております。私もフリスタ.comを通して少しでもMCバトルシーンの力になっていければと思っています。

今日は忙しい中本当にありがとうございました。

 

1210日のFruitPonchi特盛、122日の戦極MCBATTLE共々宜しくお願いします。是非遊びに来てください!」

 

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今回のインタビューはMC正社員さんの全面的な協力で行うことができました。

本当にありがとうございました。

 

このフリスタ.comのSPインタビューは今後も続けていきます。

協力していただいている方には本当に感謝しております。

 

ちなみに既に次回ゲスト分のインタビューは完了しております。

現役バリバリのバトルMCの方に語っていただきました。

現在記事を作成中です。バトルMC第1弾、乞うご期待。

      (2011/12/08)

 

 

 

-END-



告知

 

●2011年12月10日 Fruit Ponchi vol.10特盛 @SHIBUYA THE GAME

 

●2012年1月22日 戦極MC BATTLE 第1章 Special Opening GAME @浦和BASE

 

Fruit Ponchi vol.10特盛 フライヤー
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