BEST4

ルール

 

●8小節4本もしくは16小節2本を先攻が選ぶ

●先攻にビート選択権あり。ビートはDJ JIN、DJ BEAT、DJ RYUが担当し、毎試合ビートは変わる。

 

 

第1試合 JAG-ME vs R指定

ビート選択権はJAG-ME。

ベスト4になるとビートを選べる先攻のフロー巧者はビート次第で大きなアドバンテージを得られる。

JAG-MEが自分で選んだビートは彼のラップにフィットしていた。文字で起こして伝えづらいのが悔しいが、とにかく自分のフィールドでラップを構成。そのラップは王者のR指定すらも飲み込んでいく。

JAG-MEは先攻から「去年も今年もお前が大本命なんてもうたくさん」「俺の方が黒い」という内容を彼のフローで聴かす。

R指定も「たしかに俺はイエロー。つまり”イエローモンキー”、危ない黄色の”手の動き~”」というDon't test da masterのNIPPSバースのオマージュで返す。そのあと「平成輪入道の仇をとる!」という平成レペゼンの熱いバース。しかしその間もJAG-MEは全バース締めでお客の歓声をあげさせるラップを続ける。

R指定は締めのライムもがっちり踏んだが、それでも漂う空気はJAG-MEが握っていたようにも見えた。

歓声は割れ、陪審員とのジャッジでも分かれて延長へ。

 

延長戦突入。

ここで昨年王者のボキャブラリーとスタミナがJAG-MEに襲いかかる。

BGMで流れていた「キエるマキュウ」に触れたり、「食品偽装のパナエイエビ」でライムしたりと、即興性の中でも固いライムとバイブスで差をつけた。

締めも「”オキシジェンデストロイヤー”、”時すでに遅しや”!!」のバースをもってくるあたり、スタミナもライムも、相変わらず怪物である。

JAG-MEも上手かったが、1本目との変化の差があまりなかった部分で及ばなかった。しかしさすがUMB予選最多の優勝6回(準予選含め)を誇る東北の雄でした。

 

R指定の勝利。

 

 

第2試合 DOTAMA vs mol53

この戦いも今大会ベストバウトのひとつ。決着は最後までわからなかった。

 

いつも通り先攻からDOTAMA節ラップをかますもmol53が「自分で選んだビートなんだからしっかり合わせろ。お客さんしっかり聞き分けてくれ!」とDOTAMAのフローをDIS。このmol53の”判断”、”階段”で踏んだラップはもの凄くかっこよかった。

DOTAMAもぶれずにラップし続ける「もえるごみ、だから”完全燃焼”。ライムぶつけるのは...”顔面でしょ”?!」で客をわかす。「でも君はもえるごみ、”なんかじゃないよ”。」と優しさを見せたのかと思いきや、「今日勝つのは、…”あんたじゃ無いよ”!俺の方が”半端じゃねーよ”‼‼」とバイブス全開にライム。これで一気に流れはDOTAMAが持って行った。

それに対してmol53「ライムをぶつけるのは顔じゃなくて、心だろ!」とアンサーが決まる!お客さんと陪審員の判定は割れ、延長へ。

延長ではmol53が乗りずらそうな高度なビートを選択。

Company Flow/The Fire In Which You Burn

 

実はこのバトルはここからが面白かった。

mol53がこのビートに対して1バース目から工夫しつつはめて見せる。この勢いにDOTAMAは乗れず、逆に経験値というワードを拾われて2バース目「俺に勝ったらあげる"経験値" でも俺この場所で起こす"天変地異" だってお前全くない"メッセージ" まるでアイドルの"A・K・B"!!」と強烈パンチラインで、会場は完全にmol53一色に。これははめ方含めて凄かった。mol53の圧勝かと思われたがDOTAMAは3バース目に急に覚醒した。最初から最後まで5文字ライム全踏みで会場をこれでもか、というほど沸かせてみせた。最後の着地も東京代表のプライドを前面に押し出して、今日1番の光を放った。ここもDVDで確認してほしいところ。

会場の声も割れに割れたが、ここで勝者DOTAMA。これは延長でも、どちらが勝っていてもおかしくなかった試合でした。2年連続mol53は、かましてくれました。昨年はR指定、今年はDOTAMAにと敗れたが、間違いなくかっこいいMCだった。音源も含めて必ずチェックしてほしい。

 
DOTAMAの勝利。
 
 

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