一回戦(BEST32)②

ルール

 

●8小節2本

●先攻にビート選択権なし。ビートはDJ MUKECCHO、DJ MONDが担当し、1つのビートで4試合続ける。

●延長戦はDJ RYUが担当

 

 

第9試合 歩歩 vs YASSAN

これは晋平太いわく「顔面濃いおもしろ対決」である。

 

歩歩は入場曲にブルーハーツから「TRAIN-TRAIN」を選曲(笑)

(ちなみにP-PONGもブルーハーツの人にやさしくを選曲していた)

 

まずはそんな先攻の歩歩からラップだが、ラップではなかなか観客に火をつけられなかった所にYASSANが「お前エディーマーフィーみたいだな!」「お前元気だな、出とけよ わしのマークの大正製薬」というラインが客に支持され、歩歩のラップを上回った印象。

観客の声はYASSAN、その判定を見た歩歩は観客に向かって中指立てまくりの悪態をつく。それに会場に笑いが起き、それもあり(?)陪審員が歩歩にあげ、本日初の延長に。

 

延長ビートはDJ RYUが担当する。晋平太曰く【めっちゃ性格悪い】らしいが、ビートはSっ気ありつつも、MCの力を引き出すような選曲でした。つまりナイスチョイス。

 

延長戦でも歓声は割れる。ここは晋平太でも判定しかねる場面で、アシスタントのケンローを呼ぶ。ケンローはマギー審司の”おっきくなっちゃった!の耳”をつけながら、歓声に耳を傾けるも、「わからん!」の一言(笑)

きっと今後も彼は出てきても「わからん」としか言わないんだろうな、むしろあの大きな耳は歓声を聞くには不向きなんじゃ…?と、その瞬間ほとんどの観客がそう思ったはず(笑)

 

延長2本目には歩歩が「出るの悩んでたらしいけど、俺は7年間出たかったんだよ!」というラップ。対してYASSANの「出る気があるから昨日のうちに餅は全部ついてきた!俺は2006年から出てる、8年目なんだよ」とアンサー。それに歩歩が「お前が8年目なら俺は”9年目”!俺が勝つ、それが”執念です”!」のライムで歩歩が勝利。

 

お餅屋の息子で、この時期めちゃくちゃ忙しいはずだったが、出場にスケジュール合わせてくれたYASSANに感謝。Podcastで話していた入場と同時にお餅をまく作戦は歩歩相手には有効な飛び道具だったかもしれないですね。

 

歩歩の勝利。

 

 

第10試合 DOTAMA vs BRAVOO

まず入場曲盛り上げたMCの1位(BRAVOO)、2位(DOTAMA)対決である。

DOTAMAはB'zのギリギリchopでテンション全開で入場。テンション上げすぎてステージにペットボトルの水が飛び散っていた(笑)対するBRAVOOは唯一入場曲で観客の手拍子が起こった選曲。斜め上の2人の選曲に笑いが起きた。

ラップの方ではDOTAMAが外見からディスりまくり、「実写版くまのプーさん!もしくは劣化版”たれパンダ”!マイクをもってちゃ”ダメなんだーー”!」で勝負あり。今年のDOTAMAはパンチライン構成だけではなく、韻も踏みながらバイブスもあげていく。

BRAVOOも本物のMCではあるが、ここはDOTAMAの勝利。2012年最も本戦に出てほしいと感じた敗れ方を予選でしていたので、2013年に本戦に名を連ねていて嬉しく思った。

 

DOTAMAの勝利。

 

 

 

第11試合 GOLBY vs 切刃

またもや実力派対決が実現。

東京予選でDOTAMAに惜しくも敗れるも、罵倒王者としてUMB本戦に参戦したGOLBYと沖縄予選決勝で何度も苦渋を舐めてきた切刃が久々に本戦へカムバック。

熱い試合はGOLBYが「沖縄といえば”D.D.S”、お前に勝つのは”イージーです”」とライミングしたのに対して、「D.D.Sは沖縄予選に出てない、倒したくても倒せなかった。何にも知らないのか。東京こそ地方を知らない井の中の蛙だ」と内容と切れのあるラップで1バース目からGOLBYを上回った。2バース目で自身のスタイルを発揮しきれず、またもD.D.Sに対しての内容のラップをGOLBYが吐くと、切刃に「D.D.Sの話しかできないのか」「ヒップホップなら人間”発電所”、お前はもっとしっかり”発言しろ”!」と着地。雰囲気も含めて完全に切刃が会場を上げた。GOLBYは惜しくもまたも初戦敗退という結果になった。本人が1番悔しいかと思うが、彼が罵倒でNONKEY,D.D.S,道、輪入道を倒した実力を出せなかったことに対して、会場も悔しく思っていたに違いない。

 

切刃の勝利。

 

 

 

第12試合 KAI vs P-PONG

押韻巧者対決だったが、経験と声の通りで上回るP-PONGが勝利を掴む。

KAIの「お前が言ってた”しゃれこうべ”?俺はヒップホップで”金儲け”」のラインはよかったが、「”金儲け”?、俺はこのヒップホップに”賭けとんぜ”!」で返される。

KAIは昨年同様ライムスキルは間違いないが、うまく会場に火をつけられなかった。「さっさと帰れ”一発屋さん”!ヒップホップは”地域密着型”!」のラインのようなのが出るとスイッチが入って面白くなったかもしれないが、ここで敗退となった。

 

P-PONGの勝利。

 

 

 

第13試合 KBD vs ACE

先攻のKBDから「アパルトヘイト、さながら”キング牧師”。この”ヒップホップシーン”に繰り出す”キックボクシング”!」の挨拶がわりの押韻から「ワンピース読んだことある人はみんな知ってる。エースは頂上決戦で死ぬぜ!」というラインは多くの観客の手を挙げさせた。

対するリベンジ王者は「頂上決戦?ならここ(一回戦)では死なないなぁ!」とアンサーして、早口ラップを織り交ぜながら、加速する。KBDがACEがラップした”R指定”を拾って”アップリケ”、”FUCK死ね”とライムした部分をACEに「”アップリケ”?俺が教えるラップを”たっぷりね〜”!」とライムされ、それを皮切りにリベンジを優勝したときの勢いそのままにACEが圧勝。

梅田サイファー最年長はここまで。しかし東京で代表の座を勝ち取った実力者、来年以降も注目である。

 

ACEの勝利。

 

 

 

第14試合 ガーリー vs MAC-T

2人とも地元に君臨する絶対王者を決勝で破って本戦を決めた者同士。

ラップの内容もお互いにSURRY、呂布カルマの方が良かっただろという噛みつきからスタート。

その中でMAC-Tの「そんなラップじゃDVDでスキップされちゃうよ」という後攻の理を生かした入りから「スキップなら”ランランラン”♪俺は生き抜く”アンダーグラン”!」のラインで勝負あった。

ガーリーは地元のSURRYの名前がでかいだけに代表になった時に色々な声もあったとは思うが、予選決勝では非常にいいバトルとらしい韻を繋いでいたし、今後も是非和歌山を盛り上げる存在でいてほしい。

 
MAC-Tの勝利。
 
 

第15試合 mol53 vs 松元 aka macchan

知名度や前評判ではmol53に相当分があるカードではあったが、そこまで大差のバトルにはならなかった印象。

お互いに1バース目、自分のラップで勝負するも、パンチラインを吐けなかった。

しかしさすが昨年準優勝のmol53、 相手の言葉を拾って「”なんすか”?”なんすか”?”ギャングスター””なんすかー?!」から熱量高めて、一回戦突破。

松元aka macchanは栃木決勝のMaChine戦よりタイトなラップをしていたが、ここで敗退。

 

mol53の勝利。

 

 

 

第16試合 TK da 黒ぶち vs 79

お互いに即興型のMCなので、しっかりキャッチボールしながらバトルを進行。それでもTK da 黒ぶちはベロの回転数、79はメロウな乗り方でアクセントをつける。

勝者はしっかり緩急つけたTK da 黒ぶち!

2006年以来のUMB本戦に帰ってきた79に最大限のリスペクト。

 

TK da 黒ぶちの勝利。

 

 

 

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