一回戦(BEST32)①

ルール

 

●8小節2本

●先攻にビート選択権なし。ビートはDJ MUKECCHO、DJ MONDが担当し、1つのビートで4試合続ける。

●延長戦はDJ RYUが担当

 

入場

●各MC入場曲あり(おそらく本人選択)

●紹介ナレーションは若本規夫(すべらない話等でおなじみ)

 

司会

●晋平太(今年より担当)

 

オープニング

晋平太がネルソンマンデラについてMCする。

今回は”NO アパルトヘイト(=人種差別なし)”でお願いしたいという内容。

なのでこのワードは今回のバトルに何度か登場している。

 

 

 

第1試合 BUCHI DA MIC vs Kowree

UMB2013開幕カード。昨年から2年連続本戦出場の地方レペゼンの2人。

BUCHI DA MICから「”コーリー”なら”氷”、スケートなら”安藤美姫”、俺はなるぜ”関東一”!」の着地で攻勢にでるも、後攻kowreeの間髪入れない連続ライムの餌食に。「そういうの”聞き飽きた”、お前の背後には”死神が”」というライムから「どこを”レプリゼント”?してこい”エグい返答”、お前に興味”別にねぇぞ”、”レクイエムを”!」と立て続けに踏み続けて会場を一気に味方につけた。

その後もkowreeのフリースタイルが観客に支持され、一回戦突破。

次の試合でBUCHI DA MICのライム「俺がやりたいのは”RかNAIKA”、お前のラップも”悪くは無いが”」の意味がわかることに...

 
Kowreeの勝利。
 
 

第2試合 R指定 vs NAIKA MC

早くも優勝候補同士の対戦カードとなった。

昨年優勝のR指定、に対するはUMBファイナリストかつ昨年晋平太をおさえたNAIKA MC。

 

先攻のR指定から「横綱相撲するつもりはない」とスロット全開にNAIKA MCにライミングバースをお見舞いする。お互いに熱さとアンサー力を見せたが、R指定の2バース目、「お前はしてろ”くだらん話”、お前の見た目は”くまだまさし”」で会場に火をつけた昨年王者が一回戦突破。

NAIKA MCも2バース目着地に「俺のラップには一切裏”表なし”、お前に見せる”お・も・て・な・し”」と韻とパンチラインの着地で応戦するも、R指定にそのライミングは読まれていた様子。

 

このカードは一回戦最も「もっと見たかった」試合であることには違いないだろう。優勝候補同士の対決だったが、これに競り勝ったR指定には勢いがついたか。

 
R指定勝利。
 
 

第3試合 紅桜 vs Raika

これは紅桜の勝利は2バース目のこぶしのきいた歌フローとその立ちすぎているキャラで決まる。

Raikaも「そんなんじゃ俺は酔えない。言葉のドンペリをくれ。歌がお上手なようで、それはよろしくて...」の様なラインでは彼のバースもかっこよかったが、沸き所は作れず、敗退。

西東京予選決勝の丸省戦は2013年の予選の中でもベストバウトの3本指に入るほどのように思ったが、本戦では十二分には発揮できず。

 
紅桜の勝利。
 
 

第4試合 あざいすと vs GIL

本戦初出場のあざいすとが下克上をかかげてラップするも、「俺は一度この場所で死んでるんだ。お前とは腹のくくり方が違う!」と気持ちを露わにするGILは昨年よりもさらに力をつけて参戦しているのが1バース目からも伝わってきた。

そのラップにテンションのあがるあざいすとは「お前とヤバいセッションするためにきたぜ!」と熱さを見せるも、「セッション?俺は天井を見に来たんだ!」とアンサーしたGILが初戦突破。この瞬間に彼が優勝争いに食い込むかもしれないという流れすら生まれる。

それほど彼はかっこよかった。

今大会唯一の10代、あざいすと。今後も期待のMCである。

声荒げて戦う下剋上スタイル、来年は本戦でもかませるか。

 

GILの勝利。

 

 

 

第5試合 JAG-ME vs DRAGON ONE

スタイルウォーズの一戦。

久々に本戦に帰ってきたJAG-MEは自分の自己紹介がわりに1バース目から気持ちよいフローを披露。DRAGON ONEは自分の得意なライムで勝負。一回戦から一気に火を放つライミングは健在、「”泥仕合”ではなく、”殺し合い”をしたい、お前の居場所”ここにない”!」等テンポいいライムに歓声もあがった。しかし、JAG-MEにライムの内容を否定され、その後もぶれないフローの前に押し返される。

そのあとも相手の「経験値ない」の言葉を拾って3回くらい長めのライムで返すも、ここはJAG-MEの経験とフローが優った。陪審員が3:4に分かれたように、これは接戦だった。

 

念願の横浜代表を勝ち取ったDragon Oneも惜しくも初戦敗退。今回の会場はフロー寄りかといえば、そうでもなく、韻でもかなり沸いていた様子。ただしDragon Oneが何の気なしに引き出しから「”バイアグラ”、俺は”倍あぐら”かいて...」という2006年にFORKがHIDDADYに引導を渡したライムで踏んでいたのだが、そういう他のMCがインパクトのある使い方をした韻や聞き慣れた韻では、むしろ会場は反応を止める(冷める?)印象。即興性、アンサーや内容、バイブス、ビートにはめるか等の要素と合わせないとライムで沸かすのも難しい、そんな印象でした。これはあくまで個人的意見。

 

JAG-MEの勝利。

 

 

 

第6試合 ROG vs KNIC

青森代表のROGから「GILとJAG-MEが勝って、東北の俺も負けるわけにはいかない!」とタイトなラップ。「茨城は南東北。俺も地方ローカルの魂を持ってんだ!」と一歩も引かないKNICが気持ちの面でも勝利を掴んだ。

そして晋平太も触れていたが、彼の写真がたしかに怖すぎた(笑)

そしてその時に会場からは「ラップも怖いぞぉ〜〜‼」という愛のあるヤジもあったのは印象に残っている(笑)

これで不名誉にも青森代表は2007年以来白星なしという結果に。しかしROGは代表としてしっかりかっこいいラップを見せていた。

 
KNICの勝利。
 
 

第7試合 輪入道 vs MULBE

輪入道は先攻で「入場曲はお前の方がかっこいいがラップの方はどうかな?」との入り。

それに対して「いきなり相手を認めちゃダメでしょ」そして「いまいまいま!千葉千葉千葉!」このMULBEのはめ方がすごいイケていた。

しかし輪入道も2バース目 言葉でぶちのめしにかかる。そのラップに観客の歓声も集め、期待通りのラップをかました輪入道が勝利。先日の罵倒でも感じたが、輪入道のキレはかなりのものだ。ただしこの試合は陪審員が判定割れたように、僅差に思えた。

音源が気になるラップをしていたMULBEは最後までぶれていなかった。

 
輪入道の勝利。
 
 

第8試合 REIDAM vs 句潤

ここも実力派対決。先攻のREIDAMは少し堅さがみえて、韻は堅かったが、悪い意味でラップも堅かった印象。そこを句潤につかれる。

後攻の句潤が先手をとり、最後までお互いにハイレベルのラップを見せるが、ここは後攻の句潤が勝利。

福岡のレベルの高さはREIDAMのラップを見ても明らかでした。

 
句潤の勝利。
 
 

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