二回戦(BEST16)

ニ回戦ルール

●8小節2本

●先攻にビート選択権なし

●ビートは毎試合チェンジ

●観客の声援+陪審員による判定

です。

 

第1試合 NAGION vs Y.A.S

一回戦でタイトな韻で勝利を収めたNAGIONだったが、UMB2008本戦FINALIST・Y.A.Sの「韻だけじゃつまらないだろ」というヴァイブスとジェスチャーの前に失速。

逆にY.A.Sの熱さのボルテージは一回戦から下がることなく上昇し、ここでも発揮。

 

Y.A.Sの勝利。BEST8進出。

 

――二回戦敗退のNAGIONでしたが、スキルアップしているように感じました。ですので2012年は更なる進化を期待してもいいのではないでしょうか。今後も期待しています。

名古屋王者NAGIONにBIG UP!!

 

第2試合 1horse vs CIMA

お互いの神奈川横浜、兵庫神戸をレペゼンする熱い気持ちで1バース目から衝突。

ここで決め手となったのは1horseが自分のバース中に「~分からないが…」とラップしたのをCIMAは聞き逃さず「自分のバースで分からない”I don't know”?、なら楽屋でいじってろ”iPHONE4”!!」のラインだろう。このライムで会場の心は掴まれた。

 

CIMAの勝利。BEST8進出。

 

――今大会もっとも人当りのいいMCといってもいいのではないでしょうか、1horse。今大会でもDISではなく高いアンサー能力と真っ直ぐな想いでラップでかましていました。上昇気流MC BATTLEの運営も頑張ってください。

横浜王者1horseにBIG UP!!

 

第3試合 晋平太 vs カツヲ

先攻の晋平太が「カツヲ」から拾ってライミングで沸かす。

しかしこのバトルは誰のミスかは明らかではないが、小節がズレてしまい、(Twitterではカツヲが自分のミスだと発言)お互いのバースの長さに差ができてしまっていた。

しかしそのトラブルにも全く動じずにカツヲを退けたのが晋平太だった。

相手のリュックをしょったスタイルに対して「変える準備ができてるってことかい?」とDISしたり、小節のズレも彼の即興性の前ではなんでもなかった。

 

晋平太の勝利。BEST8進出。

 

――福岡予選ではベスト8で惜しくも本戦を逃すも、熊本予選で優勝して見事本戦初出場の切符を勝ち取ったカツヲ。今回の予選システムをうまく活かしたMCです。晋平太に敗れたものの、今後の成長に期待しています。

熊本王者カツヲにBIG UP!!

 

第4試合 SAKA THE GAMI vs チプルソ

この試合のバトルビートはスローテンポで乗せづらいビート。

先攻のSAKA THE GAMIはライムを織り交ぜた先攻だったが、なかなか会場に火をつけることが出来ない。2バース目に相手の「バイトしろ」のラインに対して「”バイトじゃやだ”から”FIGHT THE POWER”(P.Eの曲名)」と返すも次のチプルソのバースが客を沸かす。

「ビートのせいで”グダグダやろ”、表面で”歌うなあほ”!」から「白雪姫」のラインで相手に終止符を打つライミング。これはDVDでチェックしてほしい。

 

チプルソの勝利。BEST8進出。

 

――ここで負けたSAKA THE GAMIでしたが、またチャンスはあると思うので今後も期待しています。

栃木王者SAKA THE GAMIにBIG UP!!

 

第5試合 磯友 vs 輪入道

磯友がライミングしながら「お前にはリスペクトしてるが、せいぜい般若の二番煎じ」とラップ、

それに対し「般若でも鬼でもどうでもいい、一番上まで登るぜ」とヴァイブスのこもった返しに会場はアガる。

さらに最後のバースで輪入道の「お前は”仕込みたがり”、だから”きもちがわりぃ”、俺のラップを”見ときなさい”…」等内容も外さないライミング(実際はこの倍くらい踏んでいた)で勝負あり。

 

輪入道の勝利。BEST8進出。

 

――一回戦からエンジンがかかっていた印象の磯友は輪入道に敗退。しかしこれまでいろんなMCバトルで優勝しているように、実力はあるので今後も期待したいMCです。次はどこ代表で観れるかにも注目。

茨城王者磯友にBIG UP!!

 

第6試合 DOTAMA vs コズモ

これは非常に面白い試合になりました。

1バース目のDOTAMAが「なんでこんな年末に俺マイク握ってんだろう」とラップしたところを見逃さずコズモが「年末だろうが毎日マイク握るのがMCだろ」とさすがのアンサー。

さらに「楽屋で”R指定に勝ったけどネットに変なカキコミされないかな”、とか言ってんじゃねえよ、俺たちに大事なのはストリートの口コミだろ」とさすがのストーリーテラーぶり。

ここまではコズモが完全に押していた。

それでもひっくり返す力があるのがDOTAMA。2バース目で一気に会場の空気を自分のものにしてみせた。コズモもよかったが結果は…

 

DOTAMAの勝利。BEST8進出。

 

――惜しくもここで敗退のコズモでしたが、やはり燕返しの異名は伊達じゃなかったです。内容にも惹かれるものがありました。今後もBONGBROSとしても京都のシーンを引っ張っていってもらいたいです。今後も期待しています。

京都王者コズモにBIG UP!!

 

第7試合 KONG vs NYNJA

初出場同士の対戦でお互いに探り合うも、なかなか有効打が出なかった。

先攻のKONGは一回戦のようにライミングで沸かせることができずに苦戦。

ここはNYNJAのラップのかっこよさに軍配が上がる。

 

NYNJAの勝利。BEST8進出。

 

――奈良のKONGはここで負けたが、ラップの中でも「TAKASE」「NAJIMI」の名前を挙げていたように地元を背負って自分のスタイルを出した結果でした。今後も期待しています。

奈良王者KONGにBIG UP!!

 

第8試合 NAIKA MC vs Nasty TEZ

ベテラン対新世代若手の構図。

先攻のNAIKA MCは渋いラップでバトルを優位に進める。

Nasty TEZはここでも自分のスタンスでライミング。そこで発した「東京に追いつきたい」をNAIKA MCが拾う。「東京に追いつく?追い越さないと駄目だぜ」「お前細いな、腰の骨折るぞ」等2バース目にパンチラインを生み出し、バトル巧者ぶりを発揮。会場も歓声をあげる。

Nasty TEZも「体系は関係ないだろ」と引き下がらなかったが、結果は…

 

NAIKA MCの勝利。

 

――予選でKAI、しろくまと破った場面でも相当踏めるし面白い存在になるのではと思ってましたが、本戦でもそのスタイルは健在。ある意味今年の”影絵枠”でしょうか。今後に期待しています。

札幌王者Nasty TEZにBIG UP!!

 


リンク(惜しくも敗れた各MCに関連するリンク)